充放電システム

太陽光リユースバッテリー発電システム

太陽光で発電した電気をリユースバッテリーに蓄電して、曇りの日や夜間にバッテリーの電気を有効活用します。
また昼間の最大需要電力をカットすることで、電気料金のコストダウンを実現します。

なぜピークカットが必要か?

  1. 一般に業務用電力などの高圧受電では、基本料金のベースとなる契約電力が決まっていません。
  2. 過去12ヶ月の最大需要電力のうち一番大きな値が向こう1年間の契約電力として採用されます。
  3. つまり1年間で最も高かった数値で、向こう1年間の基本料金が決定されるのです。

デマンド値:30分間の平均需要電力値(kW)のこと。この平均需要電力のうち、1ヶ月の最大値がその月の最大需要電力です。

日中のピーク需要を減らすことは、二酸化炭素排出量の多い火力発電所の電力を減らすことにもつながります。地球温暖化対策という観点からも重要な取り組みです。

どんなシステム?

契約電力に応じて、デマンド警報値を設定します。

①太陽光発電+リユース蓄電池

  1. 昼間、太陽光で発電した電力でピーク電力を引き下げます。
  2. 太陽光での発電で余った電力は、電力会社に売ることも可能です。
  3. デマンド警報信号で、蓄電池から電力を放置してデマンド電力をキープします。
  4. 夜間や曇り、雨の時も同様にデマンド電力をキープします。

②リユース蓄電池、単独型

  1. 蓄電池の充電は、深夜電力を使って安い電気料金で充電します。
  2. 節電対象負荷を決めて、デマンド警報信号で負荷を停止させずに蓄電池から電力を放電しデマンド電力をキープします。

③リユース蓄電池、系統連系型

  1. 蓄電池の充電は、通常電力を使って充電します。
  2. デマンド警報信号で、蓄電池から電力を放電してデマンド電力をキープします。
  3. 既存の電力線に放電するので、負荷を特定せずに電力を供給できます。

リユース蓄電池を使えば?

バッテリーMSEタイプバッテリー(MSE-300×54 1セット)をリユースした場合、1セットあたり約2,063kgのCO2を削減。

(太陽光発電パネル 本社にて撮影)

(太陽光発電システム監視画面)